開館時特別展示案内

 



 又兵衛桜に至る五叉路に立つ案内の看板。画面中央上の杉木立が阿騎神社、その左矢印の真上あたりに民芸館があります。ここから民芸館まで徒歩10分、又兵衛桜(例年見頃4月5日〜15日)まで5分ぐらいです。


又兵衛桜  撮影:管理者T.I.、 Nikon D3200 with AF-S zoom Nikkor 18-55 mm)。

 

現在の展示および今後の予定

令和4年春季展: 令和4年3月20日(日)〜5月0日(金)

春期展テーマ:  
 大亀和尚老師白寿記念に造られた「好日 釜」(一ノ瀬宗辰作)
  
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常設展示

   ○京都大徳寺511世如意庵元住職立花大亀和尚愛蔵の陶工品、墨跡、茶器。

   ○大宇陀迫間の古民家山岡邸ほか宇陀地方の古民家より収集された時代物の農具、家具、その他生活用品の展示。

  ○重要文化財片岡家所蔵の文書(松山城主、福島正頼、織田信雄、織田厄ッ福砲慮・・玄─」

 

 

 

展示品の一つ、唐箕(とうみ=穀物選別機):昭和の中期まで、どの農家にもありました。

唐箕:もみすりをしたあと,玄米といっしょになって混ざっているもみがらや,わらくずを選別するのに用いる農具。大きさは幅2m,高さ1mあまり,奥行き50cmくらいの,木の板でかこんだ四角の胴のなかに収められた手回しの送風機で風を起こし,胴の上部の供給口から入れられた玄米に混ざっているもみがらやわらくずを風で吹き飛ばす。中国で発明され完成されたものが,江戸時代の中期に日本へ伝えられた。それまでは,箕に少量ずつとって,ほうり上げるように揺すりながら,自然風にあてて選別をしていた。自然風のないときは,別の1人がむしろを打ち合わせるようにして風を起こすというくふうも見られた。唐箕は一定の風速により,しかも半連続的な供給ができるので,選別精度・能率ともにそれまでの箕を用いる方法より数等まさる。穀粒は湿るのを嫌うため,鉱物のように水に浮かす選別法を用いることができないため,もっぱら風選が用いられている。 堀尾 尚志 (c) 1998 Hitachi Digital Heibonsha, All rights reserved. 平凡社世界大百科事典)

 

 


飾り棚(鎌倉時代)

 

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