アナログ・レコードをCD化する
Sound it!の編集画面。拡大すれば1秒に約2万個の点のつながりとして音声信号を見ることが出来る。
わたしたちCD時代以前のオーディオ・マニアはアナログ・ステレオ・レコード(=アナログ・ディスク、AD)で育ちました。わたしのアナログ・レコードのささやかなコレクションはどの一枚にも深い思い入れがあるかけがえのないものばかりです。しかし、今の時代、音楽を楽しむメディアはCDなどへと移ってしまって、扱いの面倒なアナログ・レコードをわざわざターンテーブルに載せるのはとても億劫になりました。目次ページの写真のようにわたしのレコード・プレーヤーはターン・テーブルが約40年も前のものです。ケース、アームとカートリッジは更新しましたが、誕生時の面影を残しながら今もなお現役です。CDに主役の座を譲っても、このレコード・プレーヤーは今後もわたしの音楽鑑賞には欠かせない大事なものです。そのことに関係あるお話をしてみます。
CDと違ってアナログ・レコードを傷めずに扱うのは大変なことです。レコードを人に貸すなどもってのほか。わたし以外の誰にも触らせませんし、わたしのプレーヤーはどなたにも使わせません。
レコード一枚を聴くための手続きは以下の通りです。まず、音楽愛好家は普段から爪は短く切っておかなくてはなりません。手を石鹸で洗ってからレコードを取り出します。盤は袋から取り出し、左手中指、薬指、小指の三本で中央のラベル部分を支え、左手親指の付け根で縁を持ちます。この状態で、レコードに付着しているゴミを湿らせたビロードなどで円周状に拭き取ります。次にラベルをスピンドルで不用意に擦ってヒゲを付けることなどないようレコードの両脇を両方の掌で捧げ持ってそっとターン・テーブルにセットしてから、プレーヤーのモーター・スイッチをオンにしてターン・テーブルの回転を開始します。最後にカートリッジを取り付けてあるヘッドシェルの取っ手を右手中指の腹に乗せて針を外周の導入溝の上に持って行き、アンプのボリュームを絞ってから、アームリフターを下げて針を溝に落とします。アンプのボリュームをもとの位置に戻しますとスピーカーから音楽が流れ出します。この一連の作業はよどみなく優雅に行わなくてはなりません。レコードとプレーヤーの事故防止のためです。レコードを一回聴く度にこれだけの儀式が必要です。実際やってみれば”簡単”、なのですが文章にするとても面倒にみえるから妙です。さらに少し付け加えるならば、普段から、針先の掃除を怠らず、カートリッジを交換したりしたときは、アームで針圧の調整とインサイドフォースのキャンセルをやり直すなど微調整を済ませておかなくてはなりません(註1)。
そのように大切にしてきたレコードですが、今は主役をCDに譲り、戸棚にむなしく眠る時間が長くなりました。さて今日、さらに時代は進んで、ふたたびアナログ・レコードに復活のチャンスが巡ってきました。つまり、アナログ・レコードをデジタル化してCDを作ることが家庭で簡単に出来るようになったのです。アナログ・レコードが演奏出来るステレオ装置とパソコンがあれば、アナログ音源をデジタル・アナログ・コンバーター(DAC)を介してパソコンのハードディスクにデジタル録音してしまうわけです。わたしの使っているDACはローランドの UA-1EX というものです(写真=故障したので2014年TASCAM US-100に変更)。あとはパソコンに作られた 音響ファイルをCDに書き込むだけです。音の取り込みにはSound it!、CDへの書き込みにはNero StartSmartなどのソフトを使います。ノイズ除去(後述)など若干の作業が加わりますが、このようにして簡単に もとのアナログ・レコードそのままのCDが出来上がります。(パソコンについて言いますと、CPUの能力はほどほどでよろしいですが、メモリーは最低1GB程度は積んでいないと取り込みエラーが起こりやすいようです。)
UA-1EX: アンプへは録音IN、録音OUTと同じように接続をする。パソコンへはUSB2ケーブルでつなぐ。
しかし、この方法はオーディオ・マニアからは嫌われているかバカにされているかどっちかだと思います。わたしにもわかる理由がないわけではありません。(デジタル化にはその欠点を補って余りある利点があるのですがここではその議論はしません。)
デジタル化の唯一最大の欠点は情報のロスです。デジタル化すれば理論的にはもとのレコードに入っている無限の情報を間違いなく減らしてしまいます。しかもその減り方は半端な量ではありません。音は波形です。波形は「曲」線です。これを1秒間にたった2万個ほどの「点」にまで減らすのですから。点と点の間に長大な隙間ができますが「どうせ耳ではわからない」という理由でバッサリ捨ててしまいます。音を再生するときは、この点と点の間を「直」線で繋いて近似的にもとの曲線に戻します。しかしこれでは折れ線グラフになってしまい、断じて元通りの曲線には戻りません。DACの性能がどんなに優秀であっても原理は同じなのでこの欠点は避けられません。ですから、アナログをデジタル化すれば音は「必ず」劣化する「はず」です。まして、UA-1EX はたった一万円余りの安物(?)です。いってみれば、「大丈夫かな」と思わせる値段ではあります。でもわたしは信じて使うことにしました。デジタル機器はアナログ機器に比べれば価格による性能の差は極めて少ないものです。デジタル機器は「1」という信号は「1」、「0」の信号は「0」と忠実に伝送するだけの機械です。アナログ回路のように、そこを信号が通るたびに「音色」を変える気遣いはありません。UA-1EXについて言えば、アナログの音波をデジタルに変換する(およびその逆)、つまり情報を減らす(および復活させる)その一瞬の性能が如何ほどのものか。ここだけが心配だといえば心配です。しかし、UA-1EXが標準で使うサンプル周波数は一般のCDと同じで 16 ビット、44.1kHzですが、その気になれば、それより一段上位の24ビットの変換も出来るゆとりを持っています。だから、わたしにとって UA-1EX はこれで十分だと考えました。あとでも申し上げますが、出来上がったCDを聴いて、この確信はより強くなりました。
それより何より、出来上がりのCDの音は、最初の段階でアナログ・レコードを如何に完璧に近く再生するかにかかっています。ですから、レコード再生に当たっては可能な限り良質のレコード・プレーヤー、ヘッドアンプ、イコライザーアンプ(プリアンプ)を使う必要があります。わたしの場合、家にあるマッキントッシュの古い高級プリアンプC-28の音はやや周波数レンジが狭く感じられ、使いたくありません。現代の最高のプリアンプを是非一度は使ってみたいと思いますが百万円もするのでとても無理です。次には、カートリッジです。これも今や、何十万円もするものが売られていますが、上を見ればきりがありません。手持ちのカートリッジでは魅力的な音がするオルトフォンは好きですが、こういう作業をするには出力が小さいということが大きなネックになります。そこで、出力がMC型にしては比較的大きく、音に癖がないデノンのDL-103を標準で使うことにしました。NHKが放送用の標準品として使っているものです(註2)。DL-103といえども、MCカートリッジの低い出力電圧はトランスかヘッドアンプかのいずれかを通して昇圧しないと標準的なプリアンプに十分な電圧を送り込めません。わたしはかつてデンオン(当時のブランド名)のステップアップトランス (AU-320) を使っていましたが、これを通しますと、わずかながら音が乾き気味になり、アキュフェーズE-305Vプリメインアンプに装備されているヘッドアンプの音に劣ります。ということで、今回のレコード再生には DL-103(LC)とE-305Vの ヘッドアンプとプリアンプアがわたしの手持ちではベストの組み合わせに決まりました。「もっと上等な」ものをお持ちの方はそれをお使いになるに越したことはないのですが、市販CDに負けない程度の音をレコードから拾い出す、というだけのことなら、ここに挙げたようなものでもかなり満足行く結果が得られるのではないでしょうか。
次に、アナログ・レコードのゴミやキズのノイズをどう処理するかが大問題となってきます。残念ながらノイズが全くないレコードなどありえません。これをそのままCDに作ってしまいますと、針がごみを撥ね飛ばすときや静電気が発する「プチプチ」音などがそのまま出てくるCDが出来てしまいます。不思議なことですが、レコードをレコード・プレーヤーで楽しんでいるいるときには、「いつかレコードをクリーニングしてやれば雑音は減るさ」などとおおらかに構えていられたこのような雑音がCDから出てくると心に突き刺さるのです。もはや消すことの出来ない音としてCDに入ってしまったという心理的圧迫がそうさせるのでしょう。その結果、ノイズがより大きく聞こえて耳につき、耐えられなくなります。小さな「プチプチ」音ですらそうなのですから、レコードのキズや付着物などによる「ガツン」というような雑音はとても許せるものではありません。一度CD作りをやってみるとこの気持ちは痛いほどわかってもらえるはずです。
そこで、CDには出来るだけ雑音を記録しないようにしなくてはなりません。レコードをクリーニング(注3)しておくことは前提となりますが、それでも除けない雑音をどう処理するかという問題です。そのためにレコード・プレーヤーで演奏してDACを通って来たデジタル音源(WAVファイル)を適当なソフト(Sound it! など)で再生して聴きながら、冒頭写真のような画面に表示される音楽波形を拡大して、雑音を丹念に探し出し、その部分を切り取ることになります。これがなかなか面倒な作業ですが、一枚の大事なレコードが生き返るのだと思えば休日の半分を潰す価値はあります。この作業はやぶ医者の外科手術と同じで、悪いところ(雑音)を切り取るだけの荒療治です。治すことは出来ません。経験的に、小さなゴミの「プチプチ」音など2万分の8秒(0.4ミリセカンド)以下の音は切り捨ててもまったく問題はありません。しかし、それより持続時間の長い雑音を切り取ると音飛びが起こることがあります。音飛びは避けるべきです。ちょっと慣れてくると、「移植」などという高等技術が使えるようになります。雑音に隣接した波形を切り取ってきて雑音の所へペーストし、そのあとで雑音部分を切り捨てるのです。ここうすることによってかなりの雑音も事実上消滅させることが出来ます。
以上のような問題点が多々あるにしろ、アナログ・レコードをCDに作り替える価値は十分にあります。何といってもCDにしてしまえばアナログ・レコードに比べ格段に手軽に扱うことが出来ます。今までアナログ・レコードでは年に1回しか聴かなかったものがCDになれば、その何倍も聴く気になります。そうなればそのレコードから新しい発見をするチャンスが増えますから、自分の音楽的素養を深めることにもつながります。次に大きなこととして、当然のことながら、ディスクを裏返す手間が無くなります。「田園交響曲」で、アナログ・レコードなら、カッコウが啼いたらレコードを裏返すために椅子から立たねばなりませんでしたが、それでどれほど興が削がれたかを思い出しましょう。
しかし何といっても、アナログ・レコードをCD化することに一番の価値が見いだせる点としては、アナログ時代には手に入ったもので、今はカタログに載っていない名演奏をこの作業によってCDとして復活させることが出来ること。これに尽きると思います。
一例をあげましょう。モーツァルトの「ハフナー・セレナード」(K.250)はわたしの大好きな曲のひとつです。これはハフナー家の結婚式のために作られた優雅な”ヴァイオリン協奏曲(?)”なのです。今CDとして売られているボスコフスキーをヴァイオリン(Vn)独奏者として、ミュンヒンガーがウィーン・フィルを振ったもの(UCCD-7064)をしばらく聴いていましたが、だんだんこの曲がつまらなく聞こえるようになりました。こんなはず(曲)ではなかったのだがなあと思いながら。ある日、しばらくぶりに、アナログ・レコードでコレギウム・アウレウム合奏団/マイヤー(Vn)の「ハフナー」(ULS-3127)を取り出して聴きました。そのときやっと思い当たりました。わたしはこの演奏を聴いてハフナー・セレナードが好きになったのだと。 マイヤー盤の第2楽章のアンダンテはヴァイオリンが伸びやかに歌って管弦楽をリードして行きす。ピリオド奏法ながらここぞというときに控えめにヴィブラートを効かせているのがとても素敵ですし、バックの弦楽合奏との呼吸がピッタリ合っています。オーディオ的には、独奏ヴァイオリンと弦楽合奏の音量、音質のバランスが絶妙です。一方、ボスコフスキー盤は、このささやかな曲には不釣り合いに威厳に満ちたオーケストレーションの合間をポルカを演奏するようなヴァイオリンが埋めているといった趣(おもむき)の演奏です。好きになれなかったはずでした。ボスコフスキーは所詮はシュトラウスのポルカを弾くのに向いたヴァイオリニストだとつくづく感じてしまいます。ヨハン・シュトラウスやボスコフスキーの品位が低いなどと畏れおおいことを言っているのではありません。モーツァルトをヨハン・シュトラウスのように弾いてもらっては困ると言いたいだけなのです。逆もまた真でしょう。さらに「ハフナー」のCDについて、もう一枚、ブランディス(Vn)、ベーム指揮、ベルリンフィル盤(POCG-3914)が手許にありますが、これはボスコフスキーよりはましですが、何故かやはり、オーケストラが勝ちすぎで、聴き終わったあとの爽快感がありません。コレギウム・アウレウムが古楽器を使っている、ということだけでは説明のつかない音楽としての本質的な差が感じられます。
録音された音楽(電子音楽)は、レコードにしろ、CDにしろ、演奏者の感性、技術だけでなく、録音技師のセンス、録音機器の種類やその技術レベルまですべてが総合されて生み出される新しい芸術のジャンルです。これらの要素のバランスが崩れるのが一番いけません。演奏が上手か下手かばかりにこだわる音楽評論家も困りものですが、演奏そっちのけで高音がどうの、低音がこうのと言うだけのオーディオ・マニアの録音評はもっと半端なものです。マイヤー/コレギウム・アウレウムの「ハフナー」は周波数やダイナミックレンジが超一級だというわけではありませんが、レコード芸術というジャンルで大事な各要素のバランスがとても良くとれた優秀録音だとわたしは思います。少なくともわたしにとってはマイヤー/コレギウム・アウレウム盤こそがかけがえのない「ハフナー」なのです。しかも、この演奏(1970年)は今のCDのカタログに見つからないようなのです。ですから、このアナログ・レコードは何としてもCDにしたいと思いました。もとのアナログ・レコードと出来上がったCDを下の写真にお示しします。音で紹介できないのが残念です。
あなたも、一度このようにしてアナログ・レコードをCDにしてみませんか。もとのレコードと聞き比べてもまず音の差はわからないと思いますよ。(Dec.23 2007)
追加:FMのエアチェックふたたび。そして、テレビのデジタル音源をエアチェック。
昔、FMを「エアチェック」することが流行りました。録音機器はテープレコーダーでした。わたしは初期はオープン・リールを使い、テープ速度毎秒19センチ、4トラックで、後にはカセットを使いましたが、超マニアは値段が自動車一台分ほどもするアンペックスやスチューダーといったテープレコーダーを38センチ、倍速で回してFMを録音しました。これ、録音ソースの「品質」に対してハードの性能と「価格」が極端にオーバースペックでした。とても正気の沙汰とは思えません。今はここに紹介した方法でFMを完璧にデジタル録音できます。出費はCD代だけ(80分、約50円)です。これで多分アンペックスなどによるアナログ録音を十分に凌ぐと思います。アンペックスを聴いたことがありませんので、”多分”としか言えませんが。(2008年一月、New Year's Concert 2008 をFM放送から16ビットで録音してみました。臨場感あふれる文句なしの録音が出来ました。オーケストラの厚みはヤワなCDより遙かに優秀です。わずかにノイズが乗るのが何とも口惜しいですが。)
最近ではデジタルテレビ放送、おもにBSで音楽番組が放送されるようになっています。また、ウィーン・フィルのニューイヤー・コンサートは地デジのE-テレで放送されます。これをブルーレイ・デッキに録画したあと、ここに述べた方法に準じて、CDに作ることが出来ます。指揮者の登壇する時の床のきしみまで収録され、市販のCDよりはるかに臨場感あふれる、世界でたった一枚のCDが出来上がります。とくに、FMチューナーでは避けられないノイズがデジタル放送では極端に少ないことは特筆すべきでしょう。
また、2011年9月から、NHK-FM放送が「らじる★らじる」としてパソコンで受かるようになり、音楽番組の新しいエアチェック・ソースとして使うことが出来ます。番組を Audacity などのフリーソフトでパソコンのハード・ディスクに取り込み、出来たファイルをCDに焼き付けるだけです。凝れば編集も楽しめます。音質は文句なし!です。
(註1:インサイドフォース:アナログ・レコードを演奏しますと、針とピックアップアームには内側へ引きよせられる力(インサイドフォース)が働きます。そうすると、音溝の外側(右チャンネル)にかかる圧力が減り、ことによると音が飛んだりします。音溝の内側には余分な圧力がかかります。このような左右のアンバラランスを軽減するため、アマチュア用の高級アームにはそれを打ち消す装置、インサイドフォースキャンセラーがついてます。)
(註2:HiFi再生用のフォノ・カートリッジ(カートリッジ)にはムービング・マグネット(MM)型とムービング・コイル(MC)型があります。MM型は、音溝を辿る針先を取り付けた金属棒(カンチレバー)の奥に取り付けられた磁石が、カートリッジ本体内のコイルで発電します。高出力なのでヘッドアンプやステップアップトランスなしで直接普通のアンプで増幅出来、針交換が容易。比較的安価なのに優良品の性能はMC型に劣りません。普及品のレコード・プレーヤーにはこのタイプが標準装備されていました。これに対し、MC型は、カンチレバー後部のコイルが本体内の磁石の磁場内で動くことによって発電します。コイルを小さくしか作れないので発電量が少なく、トランスかヘッドアンプで一旦増幅してからでないとヘッドアンプのないプリアンプにつなぐことが出来ません。また、針交換ができないことなどもあって少し使いにくく、どちらかといえば、プロあるいはマニア向きといえるものです。概して高価ですが、音に何とも言えぬ充実感があります。)
(註3: 古いレコードはしばしばカビが生えています。原因不明の汚れもあります。これは穏やかに拭いていたのでは取れません。経験的に最も効果的な方法を紹介します。先ず、レコードを平坦な机の上に置き、脱脂綿に無水エタノールを侵みこませ、アルコールがしたたるぐらいにゆるく絞ったもので、力一杯こすり取ります。何度もゴシゴシ擦ります。CDと違い円周方向に並行に拭くことは勿論です。しつこい汚れは、先ず中性洗剤を薄めて脱脂綿を湿らせたもので力一杯ゴシゴシ拭いたあとを先の無水アルコール脱脂綿で仕上げます。アルコールで拭くことによって、ゴミを溝に貼り付ける心配がなくなります。これより優れた方法は無いと信じています。こんな乱暴、しかし有効な方法は誰も教えてくれませんでした。残念ながらこれでもすべて雑音が消えるわけではありません。)